2018/02/27

第44話 成田デンタルがTRIOSトリオス3の販売とレンタルの事業を発足。








またまたしつこい?口腔内スキャナーのトリオス3の日本国内での販売についてのニュースです。


大手歯科技工所の成田デンタルは以前より3shapeの口腔内スキャナートリオス3を歯科医院へのレンタルを行っていました。


500万円以上する口腔内スキャナーはなかなか歯科医院では導入出来ないので、歯科医院に月額でレンタルしています。


いつそのレンタル契約を辞めても良いので、歯科の器材によくある「買ったは良いけど使わない」という事がなくなるメリットがあります。


さらには患者さんの歯を光学印象したデータを自身の技工所に送ってもらえるので、技工のオーダーも増えると言うビジネスモデルでもあります。


しかも最近はレンタルだけでなく、トリオス3の『販売』も行う様になりました。


これでTRIOS3(トリオス3)を日本国内で販売する会社が増えた事になります。


レンタルは面白いビジネスモデルですが、販売は成田デンタルの特徴を出していくことが重要だと思います。


第45話に続く。

第45話 FEEDデンタルもトリオスTRIOS3の販売を始めました。








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  • 2018/02/20

    第43話 K.I.M熊本でデジタル時代のオクルージョンセオリーについて話しました。








    少しだけ古い話になりますが、昨年末に熊本でスタディグループ「K.I.M(Kuwata Institute Millenium)」の総会において、【デジタル時代のオクルージョンセオリー】というタイトルで講演させて頂きました。




    この会は私の師匠の桑田正博先生の考えのもと集まったもので、基本的には咬合を考える会ではありますが、今回はそれらをデジタルに組み込むための序章としてのお話しをさせて頂きました。




    複数の会員による講演会で、終了後に桑田正博先生(中央)とわざわざ東京から熊本までかけつけてくれた昭和大学の補綴科に所属する葭沢秀一郎先生(左)と写真を撮らせて頂きました。




    その後帰りの飛行機までの時間、葭沢先生と熊本城に行きました。




    数年前に熊本にプレゼンに来た際に熊本城に寄った時はまだ地震の前で、その素晴らしき佇まいと迫力にあっけに取られしばらく立ち尽くしていたのを覚えています。


    しかし、今回は中まで近寄れず周りから見れるだけでした。





    櫓など石垣が崩れたそのままになっており、まだまだ時間がかかりそうな状態でした。




    石も崩れたものをそのまま使用するようである程度区別されてまとめられていましたが、とても気の遠くなる様な作業になると思います。

    話によれば石垣の形や順番をデジタル化して、組直すために応用されているとか。


    デジタルはあらゆる場所で有効活用される時代になってきました。


    熊本城の復活を心より願っております。





    熊本の皆さまありがとうございました!

    第44話に続く。

    第44話 成田デンタルがTRIOSトリオス3の販売とレンタルの事業を発足。