2017/09/24

第13話 国内4社によるTRIOSトリオス3の販売








前回、口腔内スキャナーのTRIOSトリオス3(3shape)がシェードテイキング出来ると言う事について書きました。




その中で日本でも2017年に複数社が取り扱いを始めた事についても触れています。

当然知っている先生もいると思いますが、海外の会社の製品は日本支社がない場合は日本のメーカーなどが代理販売するので、複数の会社から販売される事があります。

『iPhone』と同じですね。(iPhoneはアップルストアがありますが)

さて、TRIOSトリオス3が日本ではどこの会社から販売されているかと言うと、私の知る限り次の4社です。


①松風
引用元:松風



➁ストローマン
引用元:ストローマン



③大信貿易

引用元:大信貿易



④朝日レントゲン
引用元:朝日レントゲン



噂によるとGCも販売に乗り出すとか…

正直TRIOSトリオス3の性能に関してはどこから買っても同じです。

では何を基準に選べば良いのかと言うと、それは各会社の「特徴」で選べば良いのです。

それはアフターサービスの違いと言っても良いでしょう。


例えば松風の様に技工やマテリアルに強い会社では、その後に使用するジルコニアクラウンなどその特徴や相性などの情報もたくさん持っていますし、専門のラボや歯科技工士さんの情報などもかなり多く持っています。


またストローマンはインプラント治療に強いので、術前CTデータと口腔内スキャナーのSTLデータとを適合させてより精度の高いインプラントガイドの作製や、まだあまり使用はされてはいませんがインプラントのスキャンニングジグを使用して光学印象をする事で、インプラントの補綴設計も行えます。


などなど各社に特徴があり、さらに金額にも多少の差が表れると思います。


金額の差に関しては付帯されるサービスも違いますし、さらに間に歯科ディーラーが関わって来るため一概にどこのものが高い安いという事は出来ません。

一番に優先させるべき選択基準は、その会社の特徴と自分のやりたい事だと思います。

第14話に続く

第14話 3M True Definition Scanner(トゥルーデフィニション)モバイルバージョンの登場

















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