2017/09/20

第8話 ソフトウェアでデジタルワークフローを繋ぐカンパニー3shape スリーシェイプ

今回の記事の引用元:3shape
https://www.3shape.com/








前回、デジタル歯科治療のトータルコーディネートを全て行えるフィンランドの会社、「Planmeca プランメカ」のデジタルワークフローについて紹介しました。
http://dentdigital.blogspot.jp/2017/09/7planmeca-romexis.html


今回は同じようにデジタル歯科治療のトータルコーディネートが行われているデンマークの会社、「3shape スリーシェイプ」のデジタルワークフローについて紹介します。

私個人の感覚では日本ではPlanmecaよりも3shapeの方がデジタルソリューションの会社と言うイメージが強いのは、やはりモデルスキャナーが有名だからですかね?

3shapeもまたソフトウェアを基軸として、あらゆる機器の開発がされています。




一連の流れではCBCT(3Shape X1™ 4-in-1 CBCT Scanning Solution)を使用して、



フェイススキャンや骨情報を得て、



インプラントであれば術前のプランニングを行い、



矯正であれば歯軸方向を把握し最適なポジショニングを考えます。


口腔内の情報を従来法の印象から模型におこしたものをラボ用モデルスキャナーでスキャンするか、口腔内スキャナー(TRIOS3 トリオス3)を使用して印象を行って、





CADデザインをします。




3shape Model Builderを使用して技工用3Dプリンター模型を作製し、「ミリング」や「レーザー加工」、「3Dプリンティング」で補綴物を作製します。



3shapeにも多くの機器がありますが、私的には3shapeはあらゆるメーカーとのインテグレーションをさせるためのソフトウェアの開発に重きを置いているように感じます。

以前に千葉県松戸市の協和デンタルラボラトリーの木村社長とお話しさせて頂いた時も、デジタル機器はハードではなくソフトを重要視して選択すると言う事を仰っていたましたが、こういったメーカーの目指している方向をよく知る事も数多くある製品の中から選ぶ際には重要だと思います。

協和デンタルラボラトリー
http://www.kyowa-dental.co.jp/

次回は、3shapeのホームページを見ていてまたまた感じた悲しい事を書きます。

第9話に続く

第9話 3shapeのパンフレットにない言語















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