今回は先日2017年8月3日~5日まで、アメリカのサンディエゴで開催された、AAED(American Academy of Esthetic Dentistry=アメリカ歯科審美学会)の時の話しです。
AAEDの概要や今回のトピックスなどは、医歯薬出版の補綴臨床11月号に掲載されますのでそちらをご覧下さい。
今回のAAEDのテーマは“Blending of the best”と言うもので、要はInterdisciplinary approach なのですが、3日間の講演の中でデジタルデンティストリーについての内容はたった1人でした。
第2話、第3話で書いたようにジルコニアもCAD-CAMであるとするならば、ペンシルバニア大学のMarcus Blatz(マーカス・ブラッツ)も、膨大なリサーチに基づくジルコニアの話をしていました。
3Dプリンターについても少し話してましたが。
※写真は右:マーカスブラッツ 左:私
「デジタルテクノロジーを用いた治療」と言う内容においては、ブラジルのChristian Coachman(クリスチャン コーチマン)が、『Digital Bite Lift』と言う、デジタルテクノロジーを駆使した咬合挙上についての臨床を提示していました。
やはり、世界的に見てもまだまだ「未来」「将来」「展望」と言った、話しがデジタルには多い中で、日常臨床として取り入れているところはさすがでした。
ちなみにChristian Coachman(クリスチャン コーチマン)は、日本でもアメリカでもイケメン扱いでした(笑)
写真左上がクリスチャン・コーチマン
第6話へ続く
第6話 ”オープンシステム””クローズドシステム”って何?
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